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社内ラジオの企画のコツ、失敗談やうまくいった方法を紹介

この記事では社内ラジオの企画の立て方をお話してみます。

例えば社内ラジオでは、社員へのインタビューを行いますが、実はこの企画は、コンテンツの安定感を出すのに、難しいことが分かってきました。

社内ラジオを始めて当初は、インタビューは、ぶっつけ本番で臨む方が多かったです。
私は基本聞き役で、相手が気持ちよく話せる、相手のエピソードを深掘りするという役割です。

どのような相手が来てもある程度深掘りできると自信があったのですが、日頃から思ったことや感じたことを言語化している方か、あるいはそうでない方かで、話の臨場感がまるで違うことが分かってきました。

上記は、社内ラジオの番組作りを150回以上行ってきて少しずつわかってきたことです。

これまでの取り組みと、改善のために行ったこと

  1. 質問を事前にメールや文章でお送りいただくようにした
  2. 20分の番組の中で、ミニコーナーを設けることにした

事前のやり取りは大事です。この段階で出演者の頭は整理されます。やるのとやらないのとでは、大違いです。

ミニコーナーは複数の企画を組み合わせる事によって、番組全体に変化が生まれ、出演者の得意分野を楽しく話す機会を増やすことになるということがわかりました。

BGM音楽も変えると 番組の雰囲気を一気に変えることができます。
この取り組みは行って、とても良かったことです。

社内ラジオのネタマップの紹介

社内のラジオ番組は、基本的には経営に役立つ内容でなければなりません。しかし、経営に関する話ばかりだと誰も聞きません。

社内には色々な段階の人がいますから、新入社員とベテランに同じ話が同じように感じられるとは思わない方が良いでしょう。

印刷の社内報と同じですが、経営に関することと、ほっこり、ホッとできるような内容を混ぜていくのがちょうど良いです。

例えば企画の案をつくるときに、私はこのような、ネタマップを使っています。

右上が経営目線のかための内容。

左下が社員目線の身近な内容。

これらのバランスを織り交ぜていくと偏った番組になりにくいです。

「美味しいお店を紹介」する、なんてなんの意味があるんだ!という声が聞こえそうですが、社員を引きつけるのに、こういう誰でも楽しめる内容は必要なんです。

鼻歌なんかはラジオならではの企画でしょう。iphoneで録音して10人分くらい集めると、企画として成り立ってしまう手軽さ。しかも、めちゃめちゃ楽しめる。

例)楽しい気持ちを鼻歌にしてください


いやーひどいですね😂

参考になればと思います。

継続して興味を持ってもらい続けるために

社内ラジオを続けるためには、DJ の企画だけでなく、社内での調整や、ネタを一緒に考えてくれる事務局の存在が大きいんです。

外部の事業者である私のような人だけではなく、社内の運営者がアイデアを出しながら、一緒に作っていく体制が必須と言えます。

私の経験では、社内の体制が脆弱だと、番組の魅力が弱くなる傾向を感じました。
これも行ってきてわかったことです。

社内の方におこなっていただきたいこと

改めて行っていただきたいことをまとめると・・・

  1. 一緒に考える
  2. 一緒に振り返る
  3. 出演者の日程調整

この3点です。 一番目の一緒に考える部分はものすごく重要。3人集まれば文殊の知恵といますが、本当にそうです。

一人の知識には限界がありますので、たくさんのアイデアを出し、目的にリーチできるようなプランを一緒に練ることができれば最高です。

振り返りも大事です。誰がどのくらい聞いてくれてるのか、統計をしっかりと、見て、実際の社員の行動にどのくらい影響を与えたのかという、生々しい情報収集は必要です。

さていかがでしたでしょうか、社内ラジオの企画は、私のような外部の事業者と、社内の運営者が一体となっておこなっていく共同事業だと思います。

是非一緒に面白い番組を作ってみませんか?

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