社内ラジオの社内報ではない使い方を提案!サラリーマンの悩み、「会議で寝ている人を上手に起こす方法」
(おそらく)日本ナンバーワン社内ラジオ事業者である、オフィスエンニチがお送りするメールニュースです。
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先日、突然食べたくなった、天一のこってり。
「食べたい」と思ったその瞬間から、頭の中ではイートドラマが再生されています。
イートドラマ・孤独のラーメン
券売機で食券を購入し、店員さんに渡し、ソワソワしながら待ち、運ばれてきたこってりからは湯気がほのかに立ち上っている。 もう待ち切れない。 がっつきたい気持ちを抑えるためには、スマホが最適だ。 「スマホに集中しているんです、ラーメンに興奮していませんよ」という態度を崩さないことも、紳士としては大事なマナーです。
おもむろにレンゲでスープを一口すする。どろっと脂っこくて滋味が効いている。これだよ、これ。「白米」を宝に変える舞台装置だ。
多くの人がここから麺にいく。しかし、こんなコースはどうでしょう。レンゲに、ご飯を半分くらい。それをスープにそっと浸す。スープの茶色を吸って、米は煮込まれる前の雑炊の状態だ。レンゲの中に出来た味のるつぼ。パクっと一口。
ああー、うまい。
この一口のために昨日から腹をすかしていた、と言ってもいい。止まらないレンゲ運動が、それを証明している。
もちろん、麺を食べないわけじゃない。 麺は、最高の箸休めであり、味のアクセントだ。ズルズルっとすすると、小麦の風味が口の中を一度リセットしてくれる。そして、また新鮮な気持ちでスープとご飯に向き合える。麺をすすり、スープを吸ったご飯を頬張る。この幸せなローテーション、もう死んでも思い残すことはないッ!
脳内で再生されています。夏に食べるラーメン、いいですよね。発汗で失われている塩分を取り戻す行為が幸せでないわけがない。

体に染み渡る感じ。最高です。
ところで、私、ドラマにもありましたように。ご飯派なのです。
なんか、麺にスープを絡ませて食べるより、レンゲにご飯を掬って、それをスープにくぐらせて、ミニ雑炊を作って食べるほうが、スープがたくさん口の中に入ってきて、麺よりもスープを楽しめるんですよ。という持論がございますが、皆様はいかがでしょう?
社長のラジオは聞かれるのか
さて、今日のトピックスです。社長が運営するラジオは聞かれるのか考察してみます。以下は当社がいろんな会社でラジオを行いながら、拾った社員の生の声である、と思っていただくと結構かと・・
社員の生の声
・経営者の話はオッサンがしかめっ面で、真剣な顔をして行うもの。私達一般市民には関係がない
・経営の話の内容は難しく重く、退屈だ
残念ながら一部はその通り。私が社員だったら、休み時間まで会社のことで脳を使いたくない。社長は遠い存在。
ラジオを発信するだけでは聞かれることはない
会社の仕事をしている時間はただでさえ、ストレスフルなもの。内容に凝って、社長が一生懸命作っても聞かれることはないのです。
そもそも、会社発信のラジオは「社員に効率的に経営者の思いを伝えたいと、意図してるんでしょ」と受け止められるところから入ります。簡単には行かないのです。

そもそも、会社や経営者が社員に伝えたいことは社員が知りたがったり、面白い、と思うものではないのですよ。
その大前提を捉えると、見えてくるものは・・・
そもそも、(社内ラジオも含めて)社内報って、何のためにあるんだっけ?
という根源的な問いです。
社内報って何のためにあるんだっけ
社長のラジオは聞かれるのか?というテーマから発生した疑問から、社内報の存在意義に行き着いてしまいました。
この深淵な問いにはまた改めて。さて、話がかわりますが、社内報としてのラジオ発信ではなく、研修やワークショップのツールとしてラジオを使う方法があります。
先日、行った一般社団法人の集まりで、ラジオのネタとして「社内コミュニケーション」の「社内でこんなことあるよね」を募集。それをネタに来場していただいたメンバーをその場で選抜し、3組の合計6人にトークしてもらいました。

この6名のトークがものすごく面白い。社内ラジオは社内報として、理念浸透やクレド浸透などの目的に使いたい、という考えもありますが、社員の面白がる目線と経営目的は合致しにくいのです。売上とか戦略とかよりも。こういう話のほうが身近です。
| ●会議中に寝てる人に対して、その場の雰囲気を悪くせずに注意する方法が分からない。 ● 挨拶をしても反応がない人がいる。 ● 人の悪口ばかりいう人がいる。 ● 在宅勤務者がいると思ってオンライン会議を始めたら、参加者全員が出社しており対面で会議ができる状態だった。 ● トップダウンの施策はグダグダでも進むのに、ボトムアップの施策はやる前から執拗に費用対効果などのデータ等を求めてくる。 |
こういうネタを元に社員同士がトークする、というシーンを想像してください。いろいろ出てきそうですよね。以下は社団法人の集まりに来てくださった方同士がトークしてくださった例です。
同じ会社の社員様はいないため、お互いの会社のことを知らない状態で、「あるある」をトークしてもらいまいした。

こういう「コミュニケーションの場」づくりや、「コミュニケーションの研修」に、ラジオはものすごくよいのです。
今日の一曲
Fania All Stars – Hermandad Fania
Fania All Starsは、1968年頃から活動しているサルサ名門レーベル「Fania Records」のスター歌手と演奏家が集結して結成されたスーパーグループ。サルサというジャンルを世界に広めた象徴的存在。
