あのファミマの入店音、実は〇〇向けに作られた曲だった!?歴史に刻まれた、珍言・迷言集
(おそらく)日本ナンバーワン社内ラジオ事業者である、オフィスエンニチがお送りするメールニュースです。
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「名言」てありますね。ときに勇気づけてくれたり、指針を提示してくれたりします。
「ハングリーであれ、愚かであれ」 – スティーブ・ジョブズ- スティーブ・ジョブズ
「現状に満足せず、常に渇望し続けなさい。そして、常識にとらわれず、馬鹿だと思われるくらい自分の信じる道を進みなさい」という意味の言葉です
「憧れるのをやめましょう」 – 大谷翔平
「競合だらけの相手チーム彼らに憧れているだけでは、超えることはできない。今日だけは憧れを捨てて、勝つことだけを考えよう」という意味です(2023年のWBCのアメリカとの試合前の言葉です)
「いつやるか? 今でしょ!」 – 林修
今となっては古い感じもしますが、「物事を先延ばしにせず、思い立った時にすぐ行動に移すことが重要だ」というわかりやすく伝わりやすい言葉です。
これらは正しく、時に人を鼓舞する言葉で、とてもよいのですが。私は迷言のほうが好き。名言に至る前には必ず血を吐くような苦労や苦しみがあり、人間臭さを感じるのですよ。こちらの書籍が面白いです。

少し紹介しますと。
絶対にお前とは別れない。だが結婚も絶対にしない – ルソー
テレーズという女性との間に5人の子供をもうけたが、全員孤児院に。テレーズが学がないことをきにし、あらかじめ、このセリフを吐いていた。最低であり、自由すぎる人間のありようは、世の中に、フランス革命の思想の基盤を作りました。
私はもう、何の役にも立ちません – ゲーテ
ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者、博学者、政治家、法律家。ドイツを代表する文豪にして、才能あふれる人物であったが、何もかも中途半端であると感じ、ネガティブ極まりない迷言を残している
天下をとって仕損じるよりは天下を取らないほうがよい – 徳川慶喜
江戸幕府最後の将軍です。将軍になる前に残した言葉。将軍になることをものすごく嫌がっていたが、30歳で将軍職をしぶしぶ引き受けた。大政奉還を行ったあとは悠々とカメラ、油絵、狩猟、能楽、馬を楽しむ人生を送った幸せな人だったようです。
なんとも味があるじゃないですかー。このようなネガティブな言葉は人間の姿を映している。私は迷言が大好きです。
できればオリジナルの迷言を作りたいとさえ思いますね。
ファミリーマートの入店音は松下電器がオリジナルだった
誰もが一度は耳にしたことがあるファミリーマートの入店音(正式名称は『大盛況』)
の生みの親をご存知でしょうか?
作曲家・指揮者の稲田康さんという方です。
この「ファミマ音」は、元々ファミマのために作られたものではなく、約40年前に松下電器のドアホン用チャイムとして作曲されたものだったそう。意外でした・・
音楽は使われなければ意味がない
著作権の目的は、まず「活用してもらうこと」この楽曲は、YouTubeでの二次利用や、コンサートでのアレンジなど、非常に多様な形で活用されています。
動画インタビューでは、稲田さんは「曲は使ってもらわないと何の意味もない」と語られていました。著作権とは、単に権利を「守る」ためだけにあるのではないのでは、と思います。
創作物の価値は、世に出回って人々に触れ、使われ、そして「生きた財産」となってこそ最大限に発揮されます。権利者自身が、柔軟な姿勢で創作物の活用を促すことこそが、最も健全な文化の発展につながるのではないか、という考え方であり、私も同感です。
↓ 参考資料です
この動画の中での稲田さんのコメントに勇気づけられ、いろいろなサウンドで再現してみました。面白く使うことが大事であるもおっしゃっています。面白いのかどうかわかりませんが、いろんなバージョンを展開するカバーとしての使用は、私は面白いと思います。
ということで、作ってみました。
オリジナルに近いVer.
おなじみのサウンドです
ギターVer.
情熱的な感じです
水琴窟
洞窟にいるかのような気持ちになります
アフリカン
土の香りがします
知られている曲だからこそ、リスペクトを込めてこういう遊び方ができるわけです。社内向けのラジオで商業楽曲を使う、となると、権利者がより多く絡んできて難しくなるのですが・・
著作権が消滅した昔の楽曲(70年以上経過した楽曲)を使ったり、ラジオは工夫次第で、面白くすることができますね。
今日の一曲
D’Angelo – ‘Feel Like Makin’ Love’ [HD] | North Sea Jazz (2012)
本当に惜しい人を亡くした・・
