社内ラジオ導入の事例①株式会社リゲッタ様

shunsuketakama

ここでは、社内ラジオの事例を紹介致します。社内ラジオの運営がかなりうまくいっている事例であると思っています。

社長がアウトプットの場ができ、効率的に聞いてもらえる。私が訪問すると、社員様が「いつも聞いています!」など、必ず挨拶してくださいます。

社内ラジオの事例1

株式会社リゲッタ様

業態 靴製造販売業

社員数 50名

売上 約17億円(2018年実績より)

ねらい想いを自分の言葉で伝えたい。
朝礼でも伝えているが、飾られた言葉になってしまい、自分の言葉ではない感じがある
アプローチ方法トップ主導のトップダウン型
コンテンツ内容社長の考えや価値観、仕事への姿勢を発信

毎週2回(各回20分)

社内ラジオのアウトカム
  • 社長の考えを理解できた社員6割超
  • 社長の考えに共感した社員5割近く
  • 他部門への理解が深まった社員6割超
  • 意識や行動に変化があった(ラジオを聞いた)社員の8割

社内ラジオのアウトカムは誇張ではなく、事実だと思います。それもそのはず、元々、社長が社内外への発信に超積極的な企業様。思いついたことや、アイデアや、内省した事を常に携帯のメモに書き残し、ほぼ毎日振り返るような方です。

リゲッタ社の高本社長
リゲッタ社の高本社長

導入の経緯は社長にアイデアを相談したことだった

アウトプットは湯水のごとく出てくる。ソフトかつ、強力なリーダーシップを発揮。社員は社長のことが大好き。このような会社はとてもめずらしいと感じます。

導入の経緯は、私が社内ラジオのコンセプトの相談を持ちかけたこと。

2020年8月のとある日、10時からのZOOMミーティングでした。(感染が猛威を奮っている真っ只中でしたのでオンラインで)

「高本さん、相談なのですが、私実は、アイデアを持っていまして。

ラジオ番組を会社でやると面白いんじゃないか、と思っているんです。コンセプトは、社内ラジオで会社をまつりに、です」

「へー、聞かせてください」

「あーで、こーで どーのこーの しどろもどろ●×△□」(この時の高間はものすごく緊張していた)

「高間さん、それ、おもしろいですね、やりましょ!」

なんと、10時10分には導入が決定。新しいこと、面白い事はまず取り組む、という姿勢で興味を持ってくださり、さらに、エンニチのコンセプトである、組織にまつりのような場を作りたい、という部分に共感してくださいました。

社内ラジオのコンセプトについても話し合った

ちなみに、このときは「祭り」、という言葉をつかっていました。このコンセプト、「祭り」についても高本社長とはすりあわせました。

「高間さんのいう、祭りのイメージて、どんなんかきいてみたいです」

「はい、私の祭りは、比喩表現で、ワッショイワッショイのフェスティバルのような状態だけを指すのではなく、社員ひとりひとりが自分のワクワクに真摯に生きている状態で、組織が活性している状態指しています」

「あ、それならよかった。僕、わっしょいわっしょいの祭りだったら、祭りが終わった後に寂しい気持ちになるので、ずっと続いていく縁日のような場だったら、イメージがあっています」

と、こんな会話をしたのを覚えています。懐かしいー

社内ラジオで激トーク

副社長もDJ参加してくださっている

さて、社長と高間で週に2本、番組を製作し、1年行い、副社長のひよっさんと二人DJ体制に。

ひよっさんはレゲエ好きのラスタマン、番組の冒頭は「やあまん~」という陽気な挨拶で始まります😃

リゲッタ社副社長のひよっさん
副社長のひよっさん

現在はひよっさんと私がメインDJをして、そこに社員様をゲストに呼んで3人でトークしています。

社内ラジオの様子、副社長ひよっさんと、EC部門のかとちん

うまくいかなかったことも

さて、副社長と高間で社員様をゲストに呼んで1時間トークする体制になってからは、

60分のトークを3分割して、3回に渡って配信。

ここでは反省点も。仕事の説明が中心になってしまう回は、社員様が聞きたい内容になりにくく、聴取数が落ちてしまう、という反省点もありました😅

こちらにも詳しく書きました。

改善した方法

これはやってみて分かったことです。社内ラジオはやってみなければ分からない事が多いですし、リゲッタ様でうまく行かなかったことが、他社ではうまくいくこともある可能性がありますので、参考までに。

上記を改善したポイントは以下です。

改善点1

1時間収録を3分割

15分~20分を3本収録する体制に変更。

これにより、番組にメリハリが出るように。

改善点2

高間のトーク分量を増やした。

社長とのトークは聞くだけに偏りがちでした。これは高本社長のトークが突出していた為に知らずに聞くスタイルになっていた、ということになります。

慣れって怖い・・・

改善点3

社員の日報をピックアップする企画を毎月行う

これは北海道のブック印刷業、アイワード様という会社のアイデアを参考に致しました。アイワード様は240名の企業様で、社員の日報を、ほぼ毎日社長と専務がピックアップし、B5版の8ページ程度の社内報に印刷して配布しているんです。

この情報共有力の高さは是非パクろう、と思って、はじめました。結果はこれから出てくるところです。

改善点4

テーマトークを盛り込んだ

対談だけではなく、コンテンツを盛り込むことを行いました。つまり、ネタづくりです。リゲッタ様は靴の製造業様ですので、関連するweb記事やyoutube動画、本などをネタにトークをする。

つい、先日はこちらの記事をネタに社長と20分のトークをしました。

こちらは、掲載準備ができ次第、シェアしようと思っております。

という形で少しづつ、変化を加えていっております。アイデアは無限に出てきます。参考になれば幸いです。

記事URLをコピーしました