企画のアイデアを知りたい

住友ゴム工業の社内活性、社内ラジオが話題になり、社内で表彰も!

shunsuketakama

この事例では、弊社の社内ラジオを住友ゴム工業様に導入いただきました過程を紹介致します。弊社は企業様を対象に社内ラジオを企画からご一緒に行い、収録・編集して納品するまでを行う日本初の事業者です。

弊社がサービス開始初期に導入してくださった住友ゴム工業様では、開始半年で、「非常に独創的である」と社内で表彰されました。

今回の記事では、導入から社内で担当者が表彰されるまでの経緯と、実際に出演され、2024年の現在でも一緒にDJをしてくださっている社員様の生の声を紹介します。

記事の一番下の方にはラジオ番組の導入を推進してくださった社員様や、出演者の声も掲載しておりますので、是非チェックしてみてください。

導入は物流部門から

住友ゴム工業様で社内ラジオを導入いただいたきっかけは、コロナ禍で薄れてしまった社内のコミュニケーションをなんとかしなければ、という課題感を感じてラジオという方法に気づいた社員様がいたこと。

この社員様は社内向けの新聞の担当者様で、社内のコミュニケーションのあり方として、ラジオという方法もありだ、と気づかれたようです。

とはいえ、自社でどうやってやったらよいのか、よくわからないと悶々としていた中、たまたま物流部門の課長さんと話す機会があったそう。

その課長さんはオフィスエンニチの社内ラジオのサービスをご存知でした。(高間がビジネススクールで知り合った友人です)そして話がつながり、実際に収録をしてみることに。

住友ゴム工業様の社屋の14階の和室で収録。六甲山を眺めながらの収録は実に味わい深い

コンテンツはどうやって決めた?

コンテンツを決めるまでは約1ヶ月。新聞の担当者様や、その方の上司、物流部門の課長さんと企画会議を重ね、社員をゲストに呼んで目的を達成できそうなコンテンツを作ろうと決めました。

部門内のコミュニケーション活性が目的なので、仕事の内容はあまり聞かず、パーソナルな内容を中心に、人柄に迫る番組にしていこうということに。

社内ラジオをどうやって社内に浸透させたのか

出演者には事前に質問項目をお送りします。実際に使用している質問はこちら。これを事務局の担当者様が、収録の2週間ほど前までに、ゲスト様にお送りくださいます。

社内ラジオの質問項目

①入社何年目?どんな仕事をしていますか?
②社内ではなんと呼ばれているのですか?
③仕事で一番得意なことは?
④仕事のマイルール・習慣は?
⑤特技は?
⑥趣味などあれば教えて下さい
⑦好きな言葉
⑧休日の過ごし方を教えて!
⑨どのような人に憧れる?
⑩最近悩んでいること

収録の当日はこれらを1分から3分くらいで一気に聞いていきます。回答が終われば、一息。ここからさらに深掘りしていきます。

社内ラジオの実行体制

一緒にDJを努めてくださる若手DJ西森さん

社内ラジオは一緒に番組を進行してくださる方を社内に作るとよいです。住友ゴム工業では若手の女性社員が一緒に出演してくださっています。

とても頭の回転の早いDJさんで、彼女の視点での質問で、一気に番組がおもしろくなりました。番組を通して、DJを行ってくださる社員様の社内認知度が高まります。

社内に社内ラジオの認知を高めるプロセス

さて、住友ゴム工業様では、企画会議を実行してくださった3名の方が地道に社内でリアルにPR活動をしてくださいました。毎回ゲストを呼び、番組の最後に「お話を聞いてみたい人」をゲストから紹介してもらいます。

このように、すこしづつリアルに出演してもらうことで参加型のラジオを演出しました。また、同時にMicrosoft Teamsを活用し、番組を更新したら粘り強くお知らせを繰り返しました。この社内へのPR担当者様の力は、社内ラジオを社内に根付かせる大きな要素です。

これらの努力の結果、社内でじわじわと認知をひろげていきました。評判はとてもよく、コミュニケーションが希薄になりつつあった社内からは「面白い」や、「あのひとの意外な側面を知ることができた」などの声が寄せられています。

そして、ついには、担当者様のもとに専務執行役員から、一通のメールが。

「コミュニケーションが希薄になりつつあるという重大な課題に対する、とても独創的な取り組みです」

ということ。そして社内の優秀賞の受賞に至ったという経緯です。

サンテレビに取材された

社内で表彰され、地元の新聞社やテレビ局にも取材されました。以下はサンテレビという神戸のテレビ局で特集されたものです。

出演された社員様の声や社内で推進役をしてくださっている事務局の方のリアルな声を聞くことができます。うまく編集してくださっていて、ラジオが社内のコミュニケーション促進に一役買っている様子がわかります。

神戸新聞に掲載された

地元の新聞社、神戸新聞社様が、神戸の会社のユニークな取り組みであると、取材してくださいました。

記事はこちらです。収録の様子がよく分かると思います。

https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/202208/0015597768.shtml

神戸新聞の運営するVoicyに出演した

神戸新聞社様からの取材のご縁で、Voicyへの出演も行いました。導入を推進してくださった社員の永峯さん、前述の女性DJの西森さんと一緒にお邪魔してまいりました。

神戸新聞社の収録スタジオにお邪魔
とても和やかに収録

番組はこちらからどうぞ。

やりとりの一部を抜粋します。

●(導入推進者様に)なぜ導入したのか
・出入りがもともと多い部門であり、コロナの在宅ワークが拍車をかけた

●(導入推進者様に)はじめてみていかがですか?
・周囲に理解してもらうのに苦労した
・まずはデモで行った
・社内の興味ありそうな方に声をかけた
・会議で提案したが、いつも好意的な上長が困った顔をした
・1ヶ月半くらいした時に「ラジオ聞いたよ、面白かった」と。
・周りの方からも好意的な反応が返ってきた
・6~7割くらいの方が聞いてくれている(一人当たり平均2回くらい聞いている)
・在宅で仕事をしていると、会社の人の声が聞こえず、会社にいる気持ちになる

●(ゲスト出演者様に)出演されていかがでした?
・20分も話せるかな、と緊張したが話しすぎてしまった、と思った
・感想を言ってくれる方が多かった
一緒のフロアの方や宮崎県の方もコメントをくれた
・入社から在宅がメインで、社員の顔がわからず、モヤモヤしていたことが晴れた
・社内の人のことがわかった

その後、全社展開に

物流部門から始まった社内ラジオですが、人気を博して全社展開になりました。全社となると、課題が異なりますが、2024年の現在でも続けて頂いており、社内のメディアの一つとして育っています。

まとめ

いかがでしょうか?社内ラジオは住友ゴム工業のような巨大企業でも、企画とプロモーションがずれなければ、機能することがわかります。よろしければ何でもお気軽に問い合わせくださいませ。

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