社内ラジオとは?日本初の事業者が語る楽しさ、難しさ!
社内ラジオとはラジオ番組形式で行う社内報を指しています。
社長のメッセージを音声で伝える、社員をゲストによび、インタビューをしたり、社内のあらゆる情報を声で発信。コミュニケーションの場になるという古くて画期的なツール。
事業として社内ラジオDJをするオフィスエンニチの高間紙や動画、 Web の社内報はスキルが必要。人柄、思い、考え方、価値観を伝えるのに、一定以上の技量がなければ困難な部分を、ラジオ形式の社内報が解決することができます。
ただしラジオ運営にはラジオ運営ならではの難しさもあるのでその辺りも合わせて解説します。
Contents
社内ラジオの目的は?
まず、社内ラジオは、社内報のラジオ版だと考えていただくとイメージしやすいです。そもそも、社内報とは1903年、カネボウという会社(現在のクラシエ)が企業理念を浸透させるためにできたものだと言われています。つまり日本最古の社内報はカネボウから始まったと言うことですね。
カネボウはこの社内報を設立した経緯としては社員の声を拾い上げる、経営の理念やビジョンを発信するという機能を持たせたかったということです。ここから、社内報を取り入れる会社が一気に増えました。
社内報の機能をまとめると
- 企業の理念やビジョン・経営戦略などを効果的に伝えるツール
- 企業文化を醸成するツール
- 社内のあらゆるニュースを発信するツール
ということになるでしょう。これを誌面や Web、 動画で行うのが一般的な形ですが、ラジオ形式で行う社内報はとても注目が集まっています。
なぜ注目されているか
- 紙面、動画に比べて圧倒的に手間がかからない
- 人柄がめちゃくちゃ伝わりやすい→コミュニケーションのきっかけになる
- 社員を参加させやすい
- コストがあまりかからない
- やっている本人、出演者が楽しい(これ一番大事)
ちなみにこの記事を書いているオフィスエンニチは社内ラジオ運営の事業者です。企画、ラジオ DJ として出演と編集 まで行います。会社内でやってみたけどうまくいかなかったという企業様は、是非😄
方法
社内に音声を録音するための機材があれば今すぐにでもできちゃう。おそらく多くの会社ではオンラインミーティング用のマイクなどを用意されてることでしょう。
音質が最高かどうかはさて、置いておき、マイクがあれば音声は録音できるのです。
社内ラジオを 安価に始める方法に関してはこちらの記事に書きましたので合わせてどうぞ。
誰がDJをするの?
社内ラジオ DJ の選び方ですが、他の記事でも見かけられますが二人体制でメインDJを立てるのが良いと思います。
一人だとネタに困る。二人でもネタは考えなきゃいけないんですが、二人体制だと色々とメリットが多いのです
まず男性だけあるいは女性だけ、一人の DJ が頑張って行うと偏りやすいです。
男性二人や女性2人も偏りがあると言えるでしょう。 社内のコミュニケーションを活性化させて行動を誘発するのが目的です。
どうやって聞くの?
スマホや PC で聞けます。
ですが、決まった方法はありません。 SoundCloud というツールを使ったりマイクロソフトチームスを使ったり YouTube を使ったり 、社内のイントラネットを使ったりすることだってできます。
考えられる配信方法
- SoundCloud
- Microsoft Teams
- Youtube の限定公開機能
- Anchorを使って社外にも公開
聞く方法は何でも構いません。youtubeが最も良いかと思います。以下は社内ラジオではありませんが、私が参加している地域振興のプロジェクトの企業訪問の取組みでのインタビュー。
soundcloudはブログに埋めこむという使い方もできるんですね。プライベート URL を取得して社内にその URL を配信する形式をとるので、通勤時間に聞けるのもポイント高いと思います。
いつ聞けるの?
上に書いた通り、ネットを使うのであれば24時間いつでも聴けます 。後は業務時間内に聞くのを許可するかどうかということですが、オフィス エンニチ では、基本的には業務時間外にも聞いていただくことをご許可いただくことをお勧めしております。
社内ラジオの楽しさ
さて社内ラジオは社内報として非常に優れたツールであるとお話をしました。何よりも運営してる本人達がめちゃくちゃ楽しいんです。これはすごく重要。社長の話を引き出すのも、社員をゲストに呼んで話を聞くのも、ものすごく楽しい。
仕事を忘れちゃうぐらい。 一度行ってみてください。
DJ がじっくり聞いてくれ、自分の話をすることがいかに楽しいか、社内ラジオにゲスト出演すると、やみつきになる社員が続出するという事態になります。
社内ラジオの難しさ
とはいえ、社内ラジオにはやはり難しさもある。ワンパターンな番組だと飽きられてしまう。
また話がだるく感じられることもある。それは説明的な内容の番組してしまうとあまり面白くありません。
他部門でやってることや、プロジェクトの説明などが長々と続いてしまうとやはりしんどい。
説明は極力短く、感じたことやエピソードを感情を込めて楽しくお話いただくと、社内ラジオは成功します。