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心理的安全性が高い会社を社内ラジオで!自己開示の文化づくり

shunsuketakama

職場での円滑なコミュニケーションや仕事の効率化に欠かせないのが、「自己開示」です。自己開示とは、自分の考えや感情、価値観を周囲に共有することを指しますが、現実的には、会社での自己開示はまずできません。その理由は潜在的な「心理的な恐れ」があるからではないか、と思っております。

この記事では、社内ラジオのリーディングカンパニーオフィスエンニチの高間が考察と社内ラジオでの経験を踏まえてお話ししてみたいと思います。

早速行きましょう。On AIR!

自己開示を妨げる心理的な恐れ

多くの人が、職場での発言や自己開示をするのは怖いです。

「こんなことを言ったら評価が下がるかもしれない」

「上司に嫌われたら会社で居場所がなくなる」

「同僚から嫌われたら次に行く部署はない」

など。こんな恐れがあると、自分の意見を隠したり、本音を言わなくなったりしてしまいます。言わない方が得をする。

その結果として、意見交換や情報共有は不足。チーム力は弱まる原因になります。

「心理的安全性のある会社」とは、このような恐れをなくし、安心して発言や行動ができる会社です。

社内ラジオが作る安心感とつながり

長く社内ラジオをやっている中で、社内ラジオは社員同士の距離を縮め、心理的安全性を高めるツールということがだんだん分かってきました。

社内ラジオは自己開示の練習の場。ゲストに呼ばれて話しているうちに知らずに自分のことを話しちゃった!という現場を作るのが理想です。それを繰り返すと、自己開示する人が増える。そういうツールだと思ってやっています。

社内ラジオのDJは社内コミュニケーションの一つのモデル

たとえば、社内ラジオのDJの振る舞いはとても大事。単にラジオをうまく回すだけではなく、社長、社員と接する態度を変えず、グイグイと入っていくのが望ましいですね。

実際、図々しいかな、という質問をして経営者、役員の方に不快な思いをさせたことはありません。自身のエピソードや失敗談を率直に語ることはもとより。態度・振る舞いは大事な要素。

聞いている社員たちは、

「自分もこんな話し方をしていいかもしれない」

「この程度なら大丈夫かもしれない」

というコミュニケーションにおけるハードルが下がっていきます。

また、社内ラジオを通じて社員の人柄や価値観が伝わることで、普段関わりの少ない役職者、別部門の社員にもあったこともないのに親近感を抱くようになります。

趣味の話は良いですね。「実は私も〇〇、好きなんです」という共通点が発見され、職場のコミュニケーションは自然に広がっていきます。

恐れのない会社を作る

恐れのないチームを作るためのポイント1つ目。

メンバーの人柄への理解を深めること

社内ラジオでは、人柄を引き出すインタビューを行ったり、気軽なテーマでトークします。社員同士が自然にお互いを知るきっかけを作ることができます。

ポイントの2つ目。

反対意見が言える関係を作ること

です。意見の対立があったとしても、それを受け入れ、建設的に議論できるチームは強いです。これはラジオでもできるとは思いますが、ここまでは行った事がありません。ディベートのようなスタイルでしょうか。

さらに3つ目。

チームの目標の明確化

これもものすごく重要です。共通の目標があれば、意見の違いがあっても、「みんなでゴールを目指すために必要な議論」としてポジティブに捉えることができます。

ただし、全社に対して目標を定期的に共有したり、進捗状況を伝えたりする使い方をするのはすこしもったいないかもしれません。それをするのは定期的なミーティングです。

よいチームをひとつひとつ創っていくと、会社は必然的に良くなっていきます

社員の恐れは人事評価への影響と人間関係の悪化

会社の心理的安全性を妨げる大きな原因として、「人事評価への不安」と「人間関係の悪化」があるでしょう。

発言や行動が評価にどのように影響するかが不透明な場合、社員は萎縮してしまいがちです。また、職場の人間関係がギクシャクしていると、意見を言うこと自体がストレスになります。本来は思ったことを発言したことで評価が下がるわけがない。

しかし、日本の会社員の人事評価への不信感は根強いです。どう評価されるのか、上司の胸先三寸。

社内ラジオで心理的安全性をモデルにする

社内ラジオの魅力は、ラジオのDJが「発言や態度のモデル」としての雰囲気を作ることができること。

たとえば、会話における図々しさ。遠慮のない踏み込み。職場全体に「こんなふうに話していいんだ」という安心感を作ることが出来ます。

ラジオを通じて心理的安全性が高まると、会社には以下のような変化が期待できます。

チーム内の意見交換が活発になる

課題やトラブルが早期に共有される

目標達成に向けた協力体制が強化される

まとめ

心理的安全性は、会社やチームのパフォーマンスに大きな影響を与えまし、事業活動のベースになります。

そのために自己開示を促進し、社員同士が人柄を理解し合う環境づくりが欠かせません。そして、これをサポートする強力なツールが「社内ラジオ」です。是非、あなたの会社でも取り入れてみてください。

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