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社内のコミュニケーションの活性化、効果的な方法3選、社内ラジオも!

この記事は社内ラジオ事業者として日本初であり、ナンバーワンの実績を誇る(自称😂)株式会社オフィスエンニチの高間が物語形式でお伝えいたします。実績はこちら

社内コミュニケーションの活性化は、企業の成功に不可欠な要素です。その結果何を期待するのか、会社によって異なりますが、究極は離職防止と強い企業文化をつくることに尽きるのではないでしょうか?それを実現できる可能性のあるツールとして方法を3つ紹介します。

社内コミュニケーションの重要性

社内コミュニケーションが円滑であることは、業務効率や従業員のエンゲージメント向上に寄与します。

HR総研の2021年の調査

「社内コミュニケーションに関するアンケート」によると、7割以上の企業が社内コミュニケーションに課題を感じていることがわかりました。

この調査では、特に大企業において「部門間」や「部署内のメンバー同士」のコミュニケーション不足が大きな問題とされています。

HR総研:社内コミュニケーションに関するアンケート2021 結果報告

https://www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=294

HR総研の2024年の調査

依然として6割以上の企業が社内コミュニケーションに課題を感じています。コロナ真っ只中から比べると少し改善されたものの、大きくは変わっていません。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000041222.html

コミュニケーションの問題は解決することが難しく、長期的な取り組みであることがわかります。

社内コミュニケーションの担当者が行える具体的な3つの方法

社内コミュニケーションは意識してとりくまないと、偏ってしまい、活性化しません。そのための方法としては以下のような取り組みが考えられそうです。

1.リアルコミュニケーション

・飲み会
・座談会をする
・運動会などのイベントを開く
・イベントを開催する

直接コミュニケーションより強力な社内コミュニケーションはないと思っております。社内コミュニケーションは、関係づくりに他なりません。

飲み会

関係づくりにてっとり早いのは飲み会です。相手が若手の場合、研修のあとに若手同士で飲みに行ってね、など、飲み会の開催を促すことは、私がサラリーマン時代やっていました。

座談会

社長を囲んで座談会をするのはよい社内コミュニケーションです。これはなかなかパワーがいることです。社長が本気になったらできます。やること自体は難しくありませんし、社員と社長の相互理解が進むもっとも現実的な方法でしょう。

2.コンテンツコミュニケーション

・社内報を発行
・メールマガジンを発行

社内報を発行する会社は多いです。現在、社内コミュニケーションとして最も市民権を得ている方法です。そして、社内報の形は様々です。

ウェブ社内報

これは後述する「デジタル・イントラ・コミュニケーション」に入れました。独自分類です。

印刷社内報

縮小傾向にはあるものの、OB・OGに配布するという理由と、歴史があるから辞められなくなった、ということもあります。

ラジオ社内報

当社の作ったジャンルです。といったらいい過ぎかもしれませんが、社内のラジオ番組は得意分野は「情緒」「気持ち」「人柄・雰囲気」を伝えるのが得意。

つまりファンづくりにめちゃくちゃ向いている。そして、難易度もそれなりに高いので、当社が存在しているわけです笑

メールマガジン

リクルート社はメルマガを社内報としてプッシュ型で発信しています。それもえげつない頻度で。びっくりするので、ぜひリンクをクリック。これを見ると、社内報は量がものすごく大事であることがわかります。

https://shanaiho-navi.jp/archives/3866/

3.デジタル・イントラ・コミュニケーション

・ウェブ社内報
・グループウェアで発信する

ウェブ社内報

これはもはや第二のグループウェアではないかと思います。定期的な発信、みやすさ、楽しさを伝えるツールとして、うまく運用すると社員がこのプラットフォーム上で会話するようになります。

社内ラジオ発信のアイデア

さて、当社はラジオの会社ですから笑

社内コミュニケーションの手段として、社内ラジオが有効であることを推したい。定期的な社内ラジオ配信を通じて、社内の最新情報や重要なお知らせをタイムリーに伝えることは得意技。

例えば、メールマガジンのように、ラジオを活用するのはとてもいいですね。メールとラジオの合せ技で社員一人ひとりに直接届けるという方法はひと手間かかかりますが、事務局としては技アリ。こんなイメージです。

メールの本文を書いて、音声を添付して社員に送るだけ。HTMLメールで行うと、メールに画像を添付でき、画像をクリックすると音声を流すことができます。弊社の公開メールマガジンが参考イメージです。

社内ラジオを使った社内コミュニケーションは双方向性がある

さて、社内のコミュニケーションは双方向でないとだめ。一方的な発信ではなく、社員と会社が対話できなれけば本来の社内コミュニケーションとは言えません。

社内コミュニケーションとしてのラジオは一方通行の情報伝達ツールと思われがちですが、実際には双方向のコミュニケーションを促進する力を持っています。

例えば、社員の声をアンケートで集めて、それを紹介したり、ピンポイントでお便りを出してくれそうな社員に的を絞って「お便りを書いてください」とお願いすることも立派なコミュニケーションの一つです。

社員は会社の中で(外でも?)本音を言いにくいので、匿名性を担保し、それがラジオで取り上げられるのは少しおもしろい体験なのです。そのやり取りを繰り返していくとじわじわと、広がりを見せていきます。

社内ラジオがリアルなコミュニケーションの口実に

社内ラジオが優れいているのは、収録それ自体が、格好の口実になること。例えば、社内ラジオで扱うトピックについて、担当者が社員に直接会いに行くでしょう。このプロセスは実は小さくない心理的な親近感を生みます。

社内報で取材をうけたことのある方もおられると思いますが、やはり嬉しいものです。自分に注目されているという事自体が承認欲求を満たすわけですから。

これにより、社内ラジオをきっかけにしたリアルなコミュニケーションが生まれ、社内のつながりを生み出しますね。

社内コミュニケーション担当者の重要な役割

社内コミュニケーションを活性化するためには、担当者の積極的な関与が欠かせません。施策をうまく活用しながら、社員一人ひとりに対して積極的にアプローチすることで、コミュニケーションの質を高めることができます。

例えば、施策を打ったあとは、社員の感想やフィードバックを直接聞きに行く。面倒くさいですが、社員の声をリアルタイムで吸い上げるには、とても大事です。

こういう地道な活動が大きな役割です。社内報は漢方薬みたいなもので、会社は大きな子供みたいなものだと思うと良いでしょう。子供は漢方を嫌がりますから、直接関わってあの手この手で飲ませるのです。

まとめ

社内コミュニケーションの活性化は、企業の成長に不可欠な要素です。コミュニケーションが活性化すると、社内のつながりが強化され、最終的には社員の愛着が高まり、離職率が下がります。

しかし、長い取り組みなので、短期的な施策なども取り入れつつ行っていくのが良さそうです。ではまた。気になったらお気軽にお問い合わせをどうそ。

 

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