社内ラジオのネタ、サラリーマンの悩みにAIママが答える、音楽やCMなどの演出は必要なのか

(おそらく)日本ナンバーワン社内ラジオ事業者である、オフィスエンニチがお送りするメールニュースです。お知らせが不要な方は、stakama@office-ennichi.comまでお知らせ下さい。
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先日、大阪の泉佐野市、犬鳴温泉に行ってきました。これが素晴らしい。
ここは秘境です。卑怯なくらい・・・ 宿は川に隣接しており、部屋から川を眺める事ができます。写真では分かりづらいですが、この日はかなりの。
しかし、それがまた良かった。
ざあざあと降る雨がなんともいえないいい雰囲気を醸し出しておりました。

大阪市内からわずか1時間足らずで、まるで時が止まったかのような静寂な渓谷風景が。
「世界に最も近い温泉郷」と呼ばれており、思い立ったらすぐに訪れることができる秘境。
歴史も古く、約1300年前に修験道の行場として開かれた霊山が背後にそびえています。
泉質は、ぬるぬるの硫黄泉です。是非、リピートしたいと思いました。
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サラリーマンの悩みにAIママが答える
先日、お客様のラジオで行った企画が面白かった。サラリーマンの悩みをAIのママに相談するというものです。

・色々なことが電子化されていき、ついていけない
・上司によって言うことが違う
など、「サラリーマン」といっても色々ですから悩みも色々です。
これが、「上司なんて、天気みたいなもの」など、納得感の高い秀逸な受け答えをするんです。ラジオ+AIの可能性を感じますね。
ラジオを始めたばかりの企業様はスモールスタートで始めることでしょう。その場合、「あまり労力をかけずに」始めた結果、そのスタイルが定着する。
バラエティ要素や演出はそもそも必要なのか
その結果、気づいたら、「スモールスタート」の状態でたくさん本数を作ってしまう。大企業だとそんな状態は考えられます。
ラジオにおけるBGMや演出は番組の牽引役になる大切な脇役です。脇役がいなけば、番組は単調になってしまい、離脱します。
「特に社内で行う番組なので、不要」という声は正論に聞こえますが、「変化」が大事なのです。
聴取の心理学、BGM・演出は社内ラジオの体験に影響を及ぼす
音楽がリスナーの感情に直接的な影響を与えることは、数多くの研究で証明されています 。適切に選ばれたBGMは、無音状態と比較してストレスを軽減し、作業そのものに対する印象をポジティブに変える効果があります。
デスクワーク時につらい作業ってありますよね。「対応」や「ちょっとややこしいメールへの返信文を考える」などです。AIでかなり軽減されたものの。
こんな仕事をする際、私は音楽を聞きながら行うことが多いです。
ある調査では、BGMを聴きながら作業をする人々の大多数が、「楽しく作業できる」(76.4%)、「ストレスが減る」(60.9%)という実感があると報告しています 。
この効果の背景には、音楽が自律神経系に働きかけるメカニズムがあります。具体的には、ストレス反応を司る交感神経の活動を抑制し、リラックス状態を促す副交感神経を優位にすることが示唆されています 。ただし、これはリスナーが好きなタイプの音楽であることが前提。
ながら聞きに効果を発揮する演出
重要なのは、社員の多くが、何らかの音を聴きながら作業する「ながら習慣」を持っています。ある研究では、この習慣を持つ場合、完全な無音状態(つまり、無音を背景にした「トークのみ」の番組)は、作業を「いらいらさせる」「つまらない」と感じさせ、体感時間を長くさせる可能性があると。
ということは、適切なBGMを提供することは、単なる付加価値ではなく、既に存在するリスナーのニーズに応え、管理された聴覚環境を提供するという重要な役割を担っていると言えます。
この視点に立つと、「トークのみ」という選択は、実はよい選択肢とは言えず、むしろ無音・無演出の背景は、ながら聴取に慣れた従業員層にとってはエンゲージメントを低下させる可能性のあるネガティブなリスク要因となり得るということですらある。
したがって、適切なBGMの導入は、単にポジティブな要素を加える行為ではなく、「いらいら」「ながくて退屈」なマイナス体験を回避するためのリスク管理と捉えることができます。
演出が施された番組は、そのリスナーの感情をポジティブなものに導きます。
BGM・演出は心地よく、充実感のある聴取体験になるのです。
今日紹介した楽曲
Freddie Scott – You Got What I Need
Freddie Scott(フレディ・スコット)は、1933年ニューヨーク生まれのソウル/R&Bシンガー。滑らかなバリトン・ヴォイスと情感豊かな歌唱で60年代に多くの名曲を残しました。