【当社のトピックス】大阪府立岬高校で、ラジオ番組づくりの授業を始めます(10月14日)
当社のトピックスです。株式会社オフィスエンニチは、2026年10月14日から、大阪府立岬高校で、ラジオ番組づくりで学ぶコミュニケーションの授業を行います。
社内ラジオのDJが、収録のたびにやっている「聞く・話す・番組にまとめる」。これを、高校生が自分の手で体験できる授業に組み直しました。
この記事では、授業で生徒が何をするのか、社内ラジオの運営から何を持ち込んだのかを書きます。最後に、人事・総務・広報の方が社内で今週から使える形にしたものも載せています。
大阪府立岬高校のコミュニケーションの授業
10月14日に始まる全3回の授業で、生徒が自分たちでラジオ番組をつくり、誰かに聞いてもらうところまでを体験します。
- 始まる日:2026年10月14日
- 場所:大阪府立岬高校
- 回数:全3回
- 担当:株式会社オフィスエンニチ(社内ラジオの企画・制作)
- 生徒がつくるもの:ラジオ番組
オフィスエンニチの使命は「エンタメで楽しく働ける・人が定着する会社を増やす」です。
働きはじめる前の人が、人の話を聞く経験をする。遠回りに見えますが、わたしは、これは、そもそも学校で習うことではありませんし、多くの社会人もコミュニケーションを学んだことがある方が少ないです。
コミュニケーションは案外スキルによるところが大きいです。
ということで、最も簡単で効果的なコミュニケーションのスキルである、うなずきやあいづちをどこで打つのか、というポイントを指し示す視覚的アプリを開発しました。

あいづちを打つ場所が、波形で見える
アプリの名前は「コミュニケーションの達人」です。聞き手のスマホやパソコンのマイクで話し手の声を拾い、声の大きさを波形にして流します。右端が「いま」で、話は左へ流れていきます。上の段が話し手の声、下の段が聞き手があいづちを入れるタイミングです。
ここからは、実際の収録音声を流して撮った画面で、合図が出るまでの流れを3つに分けて見ていきます。
1. 話している間は「うなずく」

話し手の声が続いている間は、波形が濃い色になり、上に「話し中…うなずきながら聴く」と出ます。ここでは口をはさまず、うなずいて聴きます。話の途中で言葉をかぶせると、相手は話しにくくなるからです。
2. 話が止まると「もうすぐ」

声が途切れると、波形が薄い色に変わり、「間(ま)…もうすぐあいづち」と出ます。右端の丸にゲージがたまっていき、満タンになったときがあいづちを打つ瞬間です。
3. 0.16秒で「いま、あいづち!」

声が止まってから0.16秒たつと、「いま、あいづち!」と出て、下の段に「あいづち」の札が立ちます。札は波形といっしょに左へ流れるので、どこで打てばよかったかを、あとから見返せます。
0.16秒にしたのは、実際の番組収録(37分)を測ったところ、聞き手は話し手が止まってから0.12〜0.24秒であいづちを返していたからです。上手な聞き手は、相手が話し終わるとほぼ同時に返しています。この間合いを体で覚えてもらうのがねらいです。
長めに話したあとの区切りでは、濃い色の札に替わります。この演習では「うなずく」、ほかの演習では「5W1Hで聞く」「気持ちを聞く」など、その演習で練習することが出ます。
どの言葉を返すかは出しません。アプリが見ているのは声の大きさだけで、話の中身は聞いていないからです。「うん」か「へー」か「なるほど」かは、聞き手が話を聞いて選びます。
合図と同時に、カンペが光る

波形の下には「聞き手のカンペ」があり、合図が出ると「うなずき・あいづち」の行が光ります。「うん・はい・ええ」「へー・本当?」「なるほど・わかる」と、使える言葉が並んでいるので、言葉に詰まったら目を落とせば選べます。
声は録音せず、どこにも送りません。端末の中で、音の大きさだけを見ています。
社内ラジオの現場から、授業に何を持ち込む?
コミュニケーションのスキルを身につけると、人生を変えることができる、ということを実感してもらいます。番組づくりで「聞く力」が育つのはなぜ?

番組は、相手の話を受けて次の問いを返さないと、一歩も前に進みません。
世の中には、高校生向けに、現役アナウンサーから4日間のワークで「伝える力」を学ぶ講座もあり、インタビューで聞き出す力や人前で話す力を扱っています(早稲田塾「伝える力大学」)。
しかし、当社のは違う。聞き方なんです。聞き方のスキルは話し方より重要だと思っています。
ではまた。進んだらこのブログでお知らせいたしますね。
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